「まちづくり市民交流フェスタ」レポート −参−

 HIROMAの森です、

 それでは、先日に続いて、
 まちづくり市民交流フェスタレポートの
 第三弾にいきたいとおもいます。

 最終回となる第三弾は、
 展示コーナーとステージコーナーについてです♪


○全体の雰囲気は?


 展示コーナーの会場に入ると、
 なんかファンシーな展示がたくさん。
 
 これは「トールペイント」とよばれるもの。


 主催は「ひろしまT-POCKET」という団体です。
 

 個人的には、これらの作品群の中に、
 般若の面をおもむろに飾っていたら、
 インパクトがアップして良かったと思うんですけどね。

 きれいどころとしては、
 「友禅の仲間たち」というグループが展示していた
 友禅の額やタペストリーなんかも、よかったですね。


 で、こうしたところには、必ず
 活動紹介系のブースも必ず設置されます。

 NPO法人広島県余暇プランナー協会

 広島市観光アシスタント協会

 Global Bridge


 そして、HIROMA
 1月のイベントの紹介とか、
 今後の活動紹介チラシなどをおいてました。

 こうしたブースでは、いかに多くの人の
 足を止めるかが、ホントに大切ですね。

 私が今回観察して感じたのは、

 「机の上に、何かを『立てて』おくと、
  結構多くの人が目に留めやすい」

 というところですね。

 こうしたブースだと、普通背面のポスターとか以外には、
 机の上に活動紹介資料をおもむろに置くだけなんですが、

 そこで、たとえば紙をケースに入れて「立てて」おくと、
 結構人は注意を引きやすいようです。

 あとは、展示物と展示資料の内容に関するクイズでもだして、
 先着何名とかに、景品を渡すのもありかもしれませんね。

 あとは、体験系のブース。

 先ほどのトールペイント以外には、
 手話体験とか、法輪功五色動作とか。

 
 あと、ステージコーナーでは……

 まぁ、舞踊あり、ダンスありと、
 いろいろやってましたよ。

 私がちょっと見たのは、
 「サンパギータ」ってグループによる
 フィリピン舞踊。

 余談ですが、サンパギータってのは、
 フィリピンの国花です。

 で、途中で2本の長い竹を一定リズムで鳴らしながら、
 その間に竹の中に入ってダンスしたりしてました。

 観客の飛び入り参加もやってましたね。
 個人的には、誰かが竹に挟まれて大惨事!
 会場は、阿鼻叫喚の悲鳴がこだまする!
 そして、なぜがそこで不敵に笑う、代表の福田!

 なんてシチュエーションを想像したんですが、
 そんなわけはなかったです。


○それはいかんだろ……


 そんなわけで、目の前でやっている法輪功のビデオを
 じっと見つめながら、
 ときどき他のグループの展示を見たりとか、
 ステージを見たりしてました。

 でも、あまり客足も少なかったので、
 代表の福田と、広島アニメーションフェスタについて、
 ちょっと会話。

私:「前回のアニメーションフェスタには、どんな作品が?」

福田:

「なんか、子どもたちが、牛を殺したら、そこから
 金色の人間っぽいナニかが出てくるんですよ。
 で、そのナニかが触れると、全部金になるような、
 そんなアニメだったような……

 かなり、グロかった記憶があるんですけどね」

私:「……個人的には見たいですけど、子どもには見せられませんね…」

福田:「広島アニメーションフェスタは、芸術性が強いですからねぇ」

私:「なるほど」

福田:

 「……じゃあ、そこでトールペイント描いてる子どもたちに、
 『突撃! アニメーションフェスタ』のチラシ配りますか」


 ……いや、「じゃあ」じゃないですよね?
 子どもにトラウマ植え付けて、どうするんですか……


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「まちづくり市民交流フェスタ」レポート −弐−

HIROMAの森です。

 昨日に続いて、
 「広島のコンテンツ産業で働く人たちのトークセッション」
 その内容を、レポートしようかと思います。


クロスメディア時代のコンテンツ産業


 続いてのテーマは、
 クロスメディア時代のコンテンツ産業

 まぁ、クロスメディアっていうくらいですから、
 テレビ、アニメ、ゲーム、映画とかの
 いろんなメディアをクロスさせよう、ってわけです。

 メディアミックスと似たようなもんです。

 はてなだと、単語を出しただけで、
 単語の紹介ページにいってくれますが、

 念のため、こちらを参考に。



○なんでメディアをクロスするのか?


 このあとのトークでは、そこが焦点の一つに。
 私などは、現在の製作委員会方式について、
 そんなに深く考えてなかったんですが、

 参加者の方から、

 「現在の製作委員会方式は、
  メディアごとの著作権を一本化するための、
  ものじゃないでしょうか?」

 というご意見をいただきました。

 なるほど〜。
 そう考えると、製作委員会も
 著作権ビジネスの一環といえそうですね。

 製作委員会という形を通して、
 コンテンツ産業に関わる人たちを、
 いかに守っていくのか。

 そうした観点からも、
 「コンテンツ業界のフェアトレード
 問われている気がします。


○待っていても、コンテンツプロデューサーは来ない


 しかし、メディアを横断するとなると、
 アニメだけじゃなくて、ゲームの多少の知識とか、
 交渉力、マネジメントスキル、著作権の知識とか、
 様々な能力を持った、

 「コンテンツプロデューサー」の必要性が急務であるといえます。

 ……でも、参加者の方がぼそっと一言。

 「それって、昔からずっと言われているけど、
  結局現状は変わってない」

 「おそらく、みんな『カリスマ』を待っているんだろうけど、
  そんなカリスマを待っていても、仕方がない」

 たしかにねぇ。

 様々な能力を広く浅くというと、
 一種のゼネラリストですが、
 コンテンツ業界で、ゼネラリストを目指す人って、
 あんまりいない気がしますよね。

 おそらく、様々なメディアが集結した東京とかであれば、
 ほっといてもクロスメディアするんでしょうけど、
 この広島でのあり方は、相当独自路線を考えないと
 いけないんでしょうねぇ。


○HIROMAの野望


 このあとは、まぁHIROMAの今後の野望を紹介。

 広島アニメーションフェスタに突撃して、
 これを盛り上げるための方策を考える

 「突撃! 広島アニメーションフェスタ」

 コンテンツの舞台になっている箇所を巡りながら、
 コンテンツのあり方を考える

 コンテンツ産業聖地巡礼
 などなど、一応野望だけは、それなりにあります。
 あとは、実行力でしょうか。

 
 …次回は、展示の様子について紹介します。

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「まちづくり市民交流フェスタ」レポート −壱−

HIROMAの森です。

 5/17、5/18は、広島市まちづくり市民交流フェスタでした。
 いろんな市民団体がいろいろやってましたが、
 HIROMAもそこに便乗して、
 かねてより予告していた

 「広島のコンテンツ産業で働く人たちのトークセッション」
 および、HIROMAの活動展示をやってました。

 ここでは、5/17のトークセッションについて、
 レポートしようかと思います。


○広島のコンテンツ産業って? その事例紹介


 最初のほうは、お決まりのHIROMAの団体紹介。
 でも、これをやらないと始まりません。
 あとは、1月のイベントもちょっと紹介。

 そのあとが本題。

 最初に、広島のコンテンツ産業について紹介。
 私個人は、それまで広島のコンテンツ産業については、
 情報がなかったのですが、
 調べてみて、結構面白いことをしてるところもあるな、と実感。


 それじゃ、ここでご紹介しちゃいましょう。

事例1:「フィールイメージ」

 ホームページはこちらから。


 従来は教育が難しかった「ものづくり」などのプロセスを、
 アニメーションを使用して紹介してます。

 「動く見える化」がキーワードのようです。
 まぁ、IT業界とかでも「見える化」なんてはやってますしね。
 そろそろ「聞こえる化」とか「嗅げる化」とかが出るんじゃ?

 まぁ、余談はおいといて。
 マツダ中国電力などと大手企業で採用されてるようです。
 

事例2:「株式会社ENTER」

 ホームページはこちらから。


 正直、ホームページを見ても、何をやってるのかよく分かりません。
 映像、音楽、イベントの企画制作とか、
 ゲームテクノロジーを用いた新商品の提案と販売とか、

 そんなことをやってるようですが……
 ゲームテクノロジーってなに?

 でも、その中で興味深いのが「たったひとつのMy絵本」!

 生年月日、血液型などのプロフィールと、
 性格診断に基づく質問に回答すると、
 その結果を独自に開発した診断システムにて
 コンピュータが分析し、文章をつくりあげる。

 「あなたは、これまでこうでしたね」
 「これからは、あなたはこうなりそうですね」

 とか、そんな絵本になるようです。
 7千円くらいでオーダーできるので、
 お子様や大切な人に、プレゼントしてみては?


事例3:個人イラストレーター「うじなかずひこ」さん

 ホームページはこちらから


 ストーリー漫画、4コマ漫画、1コマ漫画から、
 カット、イラストまでを手がけてます。


事例4:広島のアニメーション作家「前田稔」さん

 ホームページはこちらから


 アニメーション制作
 アニメーションの上映、講演
 イラストレーション

 いろいろやってますね。
 まぁ、広島唯一ってのが、すごいですよね。
 でも、HIROMAとしては、こうした人が増えていけるように、
 しないといけないんでしょうけど。


事例5:「アドミニックス」

 ホームページはこちらから

 ウェブサイトの製作からサーバーの運営保守まで。
 ホスティングサービス・PC/ネットワークサポートを行ってます
 また、クオリティの高いWebデザインを手がけてます。

 なんといっても、HIROMA代表の福田が所属する会社です!


○こうしたコンテンツ産業を盛り立てるには?


 さて、こうした事例紹介のあとは、

 「どうしたら、こうした企業を盛り立てられるか?」
 をテーマに、ざっくばらんにトーク

 非常に内容の濃いトークになりました。

 トークでのキーワードは……

・コラボレーション
コンテンツ産業のデータベース

 まぁ、コラボレーションとしては

 「フィールイメージとうじなかずひこさんが組んで、
  企業の紹介アニメを作成する」

 とかですかね。

 で、こうしたコラボレーションを促進するためにも
 広島のコンテンツ産業全体の横断型データベースの
 構築が必要とされるわけです。

 これをHIROMAで担っていけたら、
 相当HIROMAの役割は高まりますね!

 コラボレーションは、できるだけ
 似たような業種じゃなくて、異業種であるほうが、
 面白いものができますね。

 トークの中で、HIROMAでも興味深い異業種交流について、
 構想がでてきましたね。
 というより、私が編み出した妄想なんですが。

 それは……

 1.広島の有名メイド喫茶めいぷりてぃ」では、
   相当レベルの高いイラストレーターがいる
   (私は知らんのですが、そうらしいです)

 2.実は「めいぷりてぃ」のあるビルの2Fには、
   広島の市民活動、NPOの活性化をサポートする
   「ひろしま市民活動ネットワーク Heart to Heart
   という団体があり、
   今は毎週日曜にマイエコバック教室をやっている

http://blog.canpan.info/heart-to-heart/

 3.で、向かい側にはアニメイトが営業している

 
 この1〜3の事象から…

めいぷりてぃイラストレーターに、
 いくつかイラストを描いていただき、
 それをアイロンプリントできるようにする

・そのアイロンプリントを、マイエコバックに
 プリントアウトする

アニメイトでは、お客さんにPRするとともに、
 そのマイエコバックを持参した場合、
 一定の特典を付与する


 この「近くて遠い団体」によるコラボによって、
 今までエコとかフェアトレードとかに、
 あまり関心のないオタッキーな方々に、
 そうした問題について触れてもらうきっかけをつくる。

 まぁ、理想通りにはいかないでしょうが、
 それはそれで、ありかもしれないですよね。

 理想的には、ここで、
 テーマがエコとかフェアトレードなアニメがあれば、
 なおやりやすかったんですが、
 今やってるアニメやゲームで、そんなテーマのものあったかなぁ?

 結構前にやってた「アルジュナ」は、
 テーマはエコだったらしいんですが、
 なんせもうだいぶ前の話ですしね。


○次回予告

 次回は、このあとの紹介をします。
 テーマは「クロスメディア時代のコンテンツ産業」!

 お楽しみに!

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もうすぐ5月17日!

HIROMAの森です。

 4月末にイベント告知の記事を出してから、
 結構時間が経ってしまってましたね。

 さて、もう2日後には、HIROMAイベント
 
 「広島のコンテンツ産業で働く人たちのトークセッション」
 
 が、まちづくり市民交流プラザで開催されます!
 詳細は、前回の記事をご確認下さい。


 広島で活躍する、コンテンツ産業の紹介
 従来と今後のコンテンツ産業の比較

 そういったトピックをもとに、
 参加者の皆さまと、ざっくばらんに
 トークしていきます♪

 当日の飛び入り参加も大歓迎です!


 あと、並行して5/17、5/18の2日間、
 1月の「広島のコンテンツ産業で働くということ」の
 展示発表を、まちづくり市民交流プラザ4Fギャラリーで
 開催してます。

 当初は、私以外のHIROMAメンバーが、
 展示会場にメイド服 or 執事服で
 参上しようという案があったのですが、
 予算の都合上、廃案になりました。
 ざんねんですね。

 そんなわけで、当日をお楽しみに♪


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5月17日にイベントを開催します。

HIROMAの福田です。


HIROMA主催の初イベント、
広島のコンテンツ産業で働くということ」を
開催してから約5か月。
HIROMA主催のイベント第2弾を開催します!


2008年度 まちづくり市民交流フェスタ参加企画
広島で働く人達のトークセッション


【開催日時、場所】


日時: 5月17日 13:30〜15:30
場所: 広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室C
参加費: 無料  定員: 30名(先着)



【内容】


第1部 HIROMAの活動紹介
主にHIROMAの説明と、
前回のイベントの紹介をします。


第2部 広島で働く人達のトークセッション
広島にある、コンテンツ関係の会社の紹介などを行い、
コンテンツ産業を広島で盛り上げるためには、
どのような事をしていけばいいかという事について、
参加者とHIROMAのメンバーで考えていきます。


最後に、今後のHIROMAの活動紹介を行います。



【応募方法】


PDFをダウンロードして、必要事項を記入の上、
メール、ファックス、郵送、持ち込みのいずれかで、
広島まちづくり市民交流プラザへお申し込みください。


<PDFをダウンロード>



今回は5月17日(土)、18日(日)に開催される、
まちづくり市民交流フェスタに参加します。


イベントの開催だけではなく、フェスタのメイン会場である
広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟4階ギャラリーでも
ブースを設けて、HIROMAの紹介をします。


両日とも、イベントの時間以外は、
たいてい僕がブース内にいると思うので、
お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。


このブログを見てきてくれた方は、
「ブログ見てきましたー」
と声をかけてくれると嬉しいです!



因みに、既にイベント第3弾も開催予定。
「突撃!アニメーションフェスティバル」
その名の通り、今年広島で開催される、
広島国際アニメーションフェスティバル
合わせて開催予定です。お楽しみに!


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コンテンツあれこれ雑記(アニメ編) -6-


 HIROMAの森です。

 前回では、声優について、ちょっとふれていきました。
 今回は、その続きです。

 テーマは「声優の育成法」について。


○「声優だけを育てる育成システム」があるか?


 とりあえず、考えてみたいのは、
 声優を育てるには、何が必要なのか? ってところ。

 まぁ、最近では、ブームもあって、
 アニメーション学校とかで、
 声優養成もやっているようですね。

 でも、個人的には、
 「声優」と「俳優」の違いって、
 ホントにそこまでないんじゃないかな
、なんて思うんです。

 声優さんの話とかを聞いても、
 舞台が好きな方って、多いそうですしね。

 そうした意味では、俳優さんが
 アニメの声優やったりすることも多いですしね。

 逆に、たまにですけど、声優さんが
 演技をしたりすることもあるわけです。


○結局「演じることの楽しさ」を土台づけられるか


 最近では、ブームの影響もあって、
 声優になりたい、というよりアイドルになりたい(?)
 人もいそうな気もしますけど、

 結局、何かを「演じること」の楽しさ、
 他のメンバーとともに、一つのモノを作り上げる
 楽しさがわからなければ、
 おそらく声優になることは、難しいんじゃないかと。

 なんだかんだで、本当の意味での実力のある声優を
 育成したいと思うならば、
 結局のところ「演じることの楽しさ」を知る人、
 つまりは舞台役者を育成できる、あるいは理解のある、
 そういった文化を土台づけられるか、なのかもしれません。

 イギリスなどでは「演劇教育」ということで、
 「ドラマ」という教科があるようですが、
 そうした土台が、声優の育成にも寄与するのではないでしょうか。


 インプロも、学校教育でも、ぜひ用いられてほしいですね。


 広島では、中区アステールプラザとかで、
 「演劇引力廣島」とかの、
 演劇推進プロジェクトをやってますけど、

 そうした土台を抜きに、
 いきなり声優を育成しようとしても、

 実力にとぼしい「アイドル」を育成するに
 とどまってしまうのかもしれません。


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コンテンツあれこれ雑記(アニメ編) -5-


 HIROMAの森です。

 最近は、いろいろと慌しくて、
 更新も滞っておりましたね。

 まぁ、その間、他のメンバーからの
 すばらしい投稿がありましたので、問題ないですけど。


 さて、どこまで話してましたっけ。
 そうそう、今回で「声優」について、
 考えてみようっていう、流れになってましたね。

 まぁ、声優という分野は、
 現在では、単にアニメやゲームを構成するための、
 一要素という枠組みを超えて、

 コンテンツ「産業」の、ある種の中核的役割を担っている、
 そんな感があります。

 コンテンツ産業は、ほとんどが「二次元」の産業ですが、
 声優に関するものは、二次元と三次元の中間になるので、
 「2.5次元産業」ともいわれているようです。

 「2.5次元産業」なんていうと、まったくピンときませんね。
 要は、ある種のアイドル産業です。


○アイドル産業について


 「主よ!無益なる事物に対しては、
  我々の眼を霞(かす)ましめ、

  汝のあらゆる真理に関しては、
  我々の眼を隈(くま)なく澄ましめたまえ!」

 たまには、ちょっとかっこよさげなことも言ってみたりして。
 これは、キルケゴールって人が書いた有名な文章のひとつ。

 キルケゴールっていえば
 『死に至る病は、絶望のことである』

 なんて言ったことで、有名な人ですね。

 まぁ、要は澄んだ目でこれから先の話を、
 ちょっと進めていきたいかな、と思った次第。
 なんか、アイドルについて語ってると、
 ちょっとアブない人に思われたら嫌なもんで。


 アイドル産業っていうと、まぁ、
 アイドルの歌とか、イベントとか、
 あるいはその出版物とか
 そんなものでしょうか。

 コンテンツ産業全体で、2005年で14兆円の売り上げがあったようですが、
 おそらく声優のアイドル的活動で、
 数億円以上のカネが、動いたと思いますよ。


 まぁ、カネが動くから、いいといえばいいんですけどね。

 個人的には、アイドルってのは、やっぱり偶像なんで、
 あんまり偶像に心を奪われすぎるのは、どうかと思うところも、
 あるんですけどね。

 別に、偶像は人を救ってはくれませんし。
 (まぁ、何が人を救うかなんて問題は、ここでは扱いません)

 
○そもそも、声優ってなに?


 ここで問題にしたいのは、
 声優はアイドルになることで、コンテンツ産業に貢献すべきか、
 それとも、プロフェッショナリズムを突き詰めることで、
 コンテンツ産業に貢献すべきか、って問題。

 一番楽な回答は「両方」ってことでしょうが、

 もし、「あれかこれか」の岐路に立ったとき、
 いったい、どちらが優先されるべきか。

 本人たちの意思とかもそうなんですけど、
 その周辺に立つ私たちは、どちらを支持するべきか。

 ……次回は、その辺から、考えてみようかと。


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