コンテンツあれこれ雑記(アニメ編) -5-


 HIROMAの森です。

 最近は、いろいろと慌しくて、
 更新も滞っておりましたね。

 まぁ、その間、他のメンバーからの
 すばらしい投稿がありましたので、問題ないですけど。


 さて、どこまで話してましたっけ。
 そうそう、今回で「声優」について、
 考えてみようっていう、流れになってましたね。

 まぁ、声優という分野は、
 現在では、単にアニメやゲームを構成するための、
 一要素という枠組みを超えて、

 コンテンツ「産業」の、ある種の中核的役割を担っている、
 そんな感があります。

 コンテンツ産業は、ほとんどが「二次元」の産業ですが、
 声優に関するものは、二次元と三次元の中間になるので、
 「2.5次元産業」ともいわれているようです。

 「2.5次元産業」なんていうと、まったくピンときませんね。
 要は、ある種のアイドル産業です。


○アイドル産業について


 「主よ!無益なる事物に対しては、
  我々の眼を霞(かす)ましめ、

  汝のあらゆる真理に関しては、
  我々の眼を隈(くま)なく澄ましめたまえ!」

 たまには、ちょっとかっこよさげなことも言ってみたりして。
 これは、キルケゴールって人が書いた有名な文章のひとつ。

 キルケゴールっていえば
 『死に至る病は、絶望のことである』

 なんて言ったことで、有名な人ですね。

 まぁ、要は澄んだ目でこれから先の話を、
 ちょっと進めていきたいかな、と思った次第。
 なんか、アイドルについて語ってると、
 ちょっとアブない人に思われたら嫌なもんで。


 アイドル産業っていうと、まぁ、
 アイドルの歌とか、イベントとか、
 あるいはその出版物とか
 そんなものでしょうか。

 コンテンツ産業全体で、2005年で14兆円の売り上げがあったようですが、
 おそらく声優のアイドル的活動で、
 数億円以上のカネが、動いたと思いますよ。


 まぁ、カネが動くから、いいといえばいいんですけどね。

 個人的には、アイドルってのは、やっぱり偶像なんで、
 あんまり偶像に心を奪われすぎるのは、どうかと思うところも、
 あるんですけどね。

 別に、偶像は人を救ってはくれませんし。
 (まぁ、何が人を救うかなんて問題は、ここでは扱いません)

 
○そもそも、声優ってなに?


 ここで問題にしたいのは、
 声優はアイドルになることで、コンテンツ産業に貢献すべきか、
 それとも、プロフェッショナリズムを突き詰めることで、
 コンテンツ産業に貢献すべきか、って問題。

 一番楽な回答は「両方」ってことでしょうが、

 もし、「あれかこれか」の岐路に立ったとき、
 いったい、どちらが優先されるべきか。

 本人たちの意思とかもそうなんですけど、
 その周辺に立つ私たちは、どちらを支持するべきか。

 ……次回は、その辺から、考えてみようかと。


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