ガンダム学会準備会議へ行ってました


HIROMAの福田です。
8月24日に広島で開催された、
ガンダム学会準備会議」へ行ってました。

個人ブログの方にも書いたのですが、
コチラでもイベントの紹介をしたので、
同じ内容ですが載せておきます。


ネット上ではかなり話題になっていたので、
かなり人が多いんだろうなーと思っていましたが、
会場についた時はまだあまり人がいなくて、
話題になっていた割には少ないなーと思っていたけど、
開始時刻に近づくと、だんだん人が集まってきました。
マスコミの方達もけっこういて、
なかなか賑やかな感じでしたよ。

最終的には100人くらい集まったみたいですね。
会場を見渡した感じでは、
もう少し多かったかな?という感じがしました。

ガンダムの主題歌が会場で流れていて、
気分が高まってきた所で会がスタート。


まずは以前からずっと気になっていた、
「何故広島なのか?」という事ですが、
広島が世界中で知られている都市である事、
ガンダムのテーマとして平和があり、
広島も平和都市であるという事。

また、アニメーションフェスティバルを中心として、
アニメ、映像コンテンツに力を入れようとしている事が
広島で発足する理由となったみたいです。



まず何をするのか?という事ですが、
未来学的視点からガンダムを学術的に研究。

要は、「ガンダム」という分かりやすいモチーフを使って、
これからの都市問題(宇宙へ移民)とか、言語問題とか、
軍事問題やバイオテクノロジーなど、
これからの人類、社会の問題を考えていく学会に
したいなーということみたいです。


例えば、今回発表された研究テーマの一つが、
ガンダム世界にみる言語学的研究」


ジオン訛りとは何なのか?という事から始まり、
ガンダムの世界の言語体系はどうなっているのだろう?
どうやって共通理解をしているのだろう?
ニュータイプはどういうコミュニケーション方法を
取っているのだろうか?
という少しずつ深い話になっていきました。


他にも、
ガンダムの世界にみる医療、福祉(社会)心理学」
ガンダム加速器未来社会」
というテーマで話されていました。

どちらも、ガンダムの世界と、
現実を結びつけて話されていて、とても面白かったです。


もう1つ、学会と同時開催で、
「ディジラマ甲子園」というのも
開催したいという話がありました。

ディジラマとは、プラモデルやフィギュアを撮影して、
風景などと合成して、1つの写真にしたものです。
それの展示会みたいなものを、
ガンダム学会と同時に開催していくそうです。


今回はどのテーマも比較的簡単な話だったけど、
実際の学会が始まると、さらに深く突っ込んで、
将来人類が共通言語を持つためにはどうすればいいか?
など、専門分野の研究内容を
発表する場になるのかな?と思います。

皆が知っている共通認識の基で、専門分野を語る事で、
より多くの人に興味を持ってもらい、
考えてもらえるようになれば良いなという事なのかなと、
個人的には感じました。


今回はあくまでも「準備会」であり、
正式な設立はもう少し先になりそうです。

第一回は広島で!と語っておられたので、
一般傍聴者として、ぜひ参加してみたいなと思っています。
今後の展開が楽しみです。