「まちづくり市民交流フェスタ」レポート −弐−
HIROMAの森です。
昨日に続いて、
「広島のコンテンツ産業で働く人たちのトークセッション」
その内容を、レポートしようかと思います。
まぁ、クロスメディアっていうくらいですから、
テレビ、アニメ、ゲーム、映画とかの
いろんなメディアをクロスさせよう、ってわけです。
メディアミックスと似たようなもんです。
はてなだと、単語を出しただけで、
単語の紹介ページにいってくれますが、
念のため、こちらを参考に。
○なんでメディアをクロスするのか?
このあとのトークでは、そこが焦点の一つに。
私などは、現在の製作委員会方式について、
そんなに深く考えてなかったんですが、
参加者の方から、
「現在の製作委員会方式は、
メディアごとの著作権を一本化するための、
ものじゃないでしょうか?」
というご意見をいただきました。
なるほど〜。
そう考えると、製作委員会も
著作権ビジネスの一環といえそうですね。
製作委員会という形を通して、
コンテンツ産業に関わる人たちを、
いかに守っていくのか。
そうした観点からも、
「コンテンツ業界のフェアトレード」が
問われている気がします。
○待っていても、コンテンツプロデューサーは来ない
しかし、メディアを横断するとなると、
アニメだけじゃなくて、ゲームの多少の知識とか、
交渉力、マネジメントスキル、著作権の知識とか、
様々な能力を持った、
「コンテンツプロデューサー」の必要性が急務であるといえます。
……でも、参加者の方がぼそっと一言。
「それって、昔からずっと言われているけど、
結局現状は変わってない」
「おそらく、みんな『カリスマ』を待っているんだろうけど、
そんなカリスマを待っていても、仕方がない」
たしかにねぇ。
様々な能力を広く浅くというと、
一種のゼネラリストですが、
コンテンツ業界で、ゼネラリストを目指す人って、
あんまりいない気がしますよね。
おそらく、様々なメディアが集結した東京とかであれば、
ほっといてもクロスメディアするんでしょうけど、
この広島でのあり方は、相当独自路線を考えないと
いけないんでしょうねぇ。
○HIROMAの野望
このあとは、まぁHIROMAの今後の野望を紹介。
広島アニメーションフェスタに突撃して、
これを盛り上げるための方策を考える
「突撃! 広島アニメーションフェスタ」
コンテンツの舞台になっている箇所を巡りながら、
コンテンツのあり方を考える
「コンテンツ産業の聖地巡礼」
などなど、一応野望だけは、それなりにあります。
あとは、実行力でしょうか。
…次回は、展示の様子について紹介します。
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