速報! 「広島のコンテンツ産業で働くということ」イベント報告!

HIROMA2008-01-20



 HIROMAの森です。
 
 さっそくですが、
 「広島のコンテンツ産業で働くということ」も
 とりあえず無事終了しましたので、
 その報告をいたします。

 これは、私の私見であることを、
 前もってご了承ください。


○本番と練習の違い


 「『予期しないことと、予期したくないことが起こる』
  と予期するようにせよ」

 「実践と机上の訓練の差は、まさにこの『摩擦』である」


 イベントの本番では、必ず何かがあるものです。
 今回のイベントでも、例外ではありませんでした。


 私の場合、それ以前に
 前日の仕事でも予期せぬマシントラブルに見舞われ、
 帰宅は深夜。

 精神的にはボロボロになりながら、
 イベント当日に。
 肉体的にもやばかったですね。

 で、
 体もなんかきついわ、
 目覚ましもなぜか鳴らないわで、
 当日のミーティングにはちょっと遅刻。

 他のメンバーの皆さま、申し訳ございませんでした。


 それでも、共催がまちづくり市民交流プラザだけあって、
 事前に机の配置とかある程度の準備が済んでいたり、
 (ふつうは、こういった配置だけで、
  1時間くらい時間がとられます)

 他の皆さまが、
 気配りがよかったこともあり、
 本番前の最終準備は滞りなく完了。

 トラブルが最も起こりやすい、
 音響やプロジェクター投影も、
 講師の分も含め、問題なく完了。


 ……で、本番30分前くらいには、
 続々と参加者も集まってきます。

 おまけに、中国新聞の記者まで、
 取材にきたりと、なかなか賑やかに。

 今回は、ほとんど学生の参加。
 社会人もある程度は参加しておりました。


 そんなこんなで、いよいよイベント開催。
 はじめに、共催のまちづくり市民交流プラザより、
 いろいろとごあいさつ。

 これで、参加者のボルテージもだいぶ高まりましたね!


 さて、HIROMAメンバーの紹介の後、
 とりあえずイベント第一部の講演

 「広島のコンテンツ産業で働くということ」
 の開催!

 さて、あとはゆっくりと講師のお話を伺うのみ…
 と思ったら、


 講師側のパソコンの画面が、
プロジェクターに
投影されやがりません

 
 事前確認では、うまくいったのに。

 プロジェクターの切り替え動作をやっても、
 (Fnキーを押しながら、F7やF10などの
  画面切り替えボタンを押す)

 プロジェクターは真っ暗。
 こっちのお先も真っ暗。

  
 いったい、何が起こったというのか?
 というより、このイベントはどうなってしまうのか?


○講演の内容は?


 結論からすれば、
 講師のパソコンの場合、
 ログインしてから切り替え動作をしないと、
 画面には表示されない様子。

 たいていのパソコンは、そんなことをしなくても、
 うまくいくんですけどねぇ。

 やっぱり、本番の「摩擦」ってのは
 恐るべきものがありますね。


 そんなこんなのトラブルはありましたが、
 講師の納島さんの講演は、
 そんなトラブルをものともしない、
 非常に素晴らしいものでした。


 お話の内容は…
 まずはレジュメを


コンテンツ産業て何?

・まんがアニメーション中国路で取材した現場では

・あなたの作ったその作品、
 クリエイティブですか?
 アートですか?

 …マスターベーションですか?

・ROCKETSの仕事をほんの一部ご紹介

・若いスタッフを雇わせていただく立場としての経験談


 最初の2つについては、
 私はトラブル対応中だったため、
 ほとんど聞いてません。

 で、3番目のレジュメは、だいぶ補足がいりますよね。

 最初の「クリエイティブ」ってのは、
 「お客様(顧客)の要件にかなった作品」のこと。

 納島さんはじめ、多くのクリエーターは、
 まさにこの「クリエイティブ」な作品を作られているわけです。

 で、「アート」ってのは、
 「自分の感性のみに基づいて作った、
  芸術的な作品」

 クリエイティブとアートの違い、
 わかりますでしょうか?

 ポイントは「顧客の要件」を
 念頭においているかどうかってことです。

 芸術家は、どうしても、
 自分の感性でものをつくりたいのが、
 本性ってもんですけどね。

 最悪なパターンが「マスターベーション

 まぁ、これは
 「自分だけが素晴らしいと思っている、
  独りよがりな作品」ってことです。


 しかし、これって、
 市民活動とかNPOとかでも、
 あてはまる考え方ですよね。

 HIROMAの活動は、
 クリエイティブなのか?
 アートなのか?
 それとも……

 ここは、常に多くの方の声を、
 真摯に受け止めることが必要ですね。


 で、ROCKETSのお仕事ってことで、
 これまで納島さんが作成された
 いろいろな作品を見せていただきました。

 う〜ん。
 当たり前ですけど、やっぱりセンスが違いすぎ!

 個人的にも、あれほどのビラとかが作れたらなぁ。


 で、最後の
 「若いスタッフを雇わせていただく立場としての経験談
 これが、納島さんがもっとも言いたかった内容のようです。

 これまで多くの若いスタッフが、
 ROCKETSに入られては、あまり長続きせずに、
 辞めていったようです。

 まぁ、ROCKETSの問題というより、
 コンテンツ産業は、ハードだってことですね。

 
 主にコンテンツを入れる器を担当する
 IT業界も、ハードですからねぇ。
 管理人は、まだいい方です。

 こうした業界で生き残って行くには、
 様々ないやなこと、いやなクライアント、
 いやな上司、残業とかを問題にしないほどの、

 コンテンツへの「思い入れ」がないと、
だめなんですね。

 それにしても、個人的には、
 
 「服装と髪の毛について指摘されたから、
  逆ギレしてやめた」

 ってのは、ちょっと驚きですね。

 芸術家と呼ばれる方は、
 一種独特のこだわりをお持ちなのでしょうかね。


○最後に


 講演の後は、事前に集めた質問に対して、
 何個か選んで質疑応答。

 時間の都合上、あまり質疑応答できなかったのが、
 残念ではありましたけどね。


 で、このあとは、
 HIROMAの皆さまによる、
 
 「本音deトークセッション」!

 その内容については、
 また後日!

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